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オーギュとその周辺についての細かい設定、エピソードなど

オーギュの来歴

闇魔術の組織 Shárú Ar Mort(シャルアモール)に収容され、自由を奪われ厳しい訓練や拷問を受ける幼少期を過ごした。それ以前の記憶は奪われている。(このときはメリク(Melek)と呼ばれていた)14歳頃逃亡し、反闇魔術の組織 Monokeros Order(モノケロス・オーダー, 一角獣の騎士団)に保護され、組織のメンバーの一人から闇の魔術からの防衛術を学ぶ。(この頃からオーギュ・ハヴスソル (Augu Hafssól) を名乗るように)その後、組織を離れてセデルグレニア魔法魔術学校に入学、寮生活を送る。17歳頃から森を放浪する生活をして、この頃にサーシャ・アストリアと出会い、パートナー関係に。森の中にあるサーシャの家で一緒に暮らすようになる。19歳頃サーシャとともに他地域の魔法学校に入学、6宝石の魔法体系による魔法を学んでいる。

サーシャの来歴

リア・ミシェル・レストレンジ (Ria Michelle Lestrange) と風の精霊ルシエル (Luciel) の間に生まれた。リアとルシエルはサーシャが3歳の頃に別れて、リアの元で育つ。(精霊とのハーフブラッドであるサーシャやその親であるリアは、純血主義者の多いレストレンジ家の家系図からは消去されていて、ほとんどの親族とは絶縁状態だった。)その後13歳頃リアの元を離れて、ルシエルとともに暮らす。17歳頃にルシエルとも離れて森へ。水の精霊ラグエル(Laguel, ルシエルのきょうだい)の手助けで森に家を建てる。魔法道具作家として生計を立てながら、庭で、食料になるものや色々な薬草など色々な植物を育てたりして暮らす。その後オーギュと出会い、森の中の家でいっしょに暮らしている。

 

 

​セロ(アレク・ライサノール)

セロ (Celo / Alec Lysanor) はハーフヴァンパイアだが、半分は人間でもあるので、血を摂取しなくても生きることができる。ただ、人間や動物の血を摂取しなければ本来の力を発揮できないというだけである。
セロは動物の血を摂取することはあるが、信条的に人間の血は飲まない。
積極的に動物を殺して血を摂取することもしない。
死にかけで苦しんでいる動物を見かけたら手早く息の根を止めて、血を採取して保存魔法をかけて小瓶に入れて持ち歩いている。好物はヒュドラの血で、人間の飲食物では厚切り肉とワインである。食べるのは肉類がほとんどで、ステーキの焼き加減の好みはレア。

​聖水でダメージを受けるようなことはないが、聖水の効力を得ることはできない。

セロの名は自分で名乗っているというよりそう呼ばれているから自身もそう名乗っているという感じの名前である。本名を毛嫌いしているわけではないが基本的にはアレク・ライサノールを名乗ることはない。セロにとっては、名前はただの記号で何でもいいという感じである。

セロは信条的に合う者を助けたりすることもあるが、特定の誰かと親しくする、というようなことはないようである。


何のグループにも属さないが、それぞれの集団の動向を探るため、人狼たち、Monokeros OrderやShárú Ar Mort内部の人とも繋がりがある。
恩や情のような考え方とは無縁であり、裏切り行為のようなことに対しても単に関係を終えるだけで恨みや何らかの執着を持ったりはしない。ひねくれ者で気まぐれな性格。

セロ(アレク・ライサノール)の生い立ち

ジュードは〝菜食主義者〟、つまり人間の血を吸うことなく、他の動物の血のみを吸って暮らすヴァンパイアだった。

メイは人間の魔法使いだったが、ジュードはメイを〝変化〟させることなく、人間のままのメイを愛した。

二人は結婚し、メイはアレクを身ごもった。だが、アレクがハーフヴァンパイアであったため、メイの人間の身体には負担が大きく、アレクの出産はメイの命を奪う結果となった。

 

ジュードはハーフヴァンパイアを生み出したことで、ヴァンパイアの世界を追われることになったが、ジュードはアレクを人間界で育てることを選んだ。

 

そして、アレクはジュードから戦闘技術を叩き込まれた。

その訓練は厳しく、骨折などの怪我は日常茶飯事であった。

ハーフヴァンパイアであるアレクは、純粋なヴァンパイアほどではないものの、驚異的な自己治癒力を備えていたため、骨折程度なら1時間もすれば完全に治るのだった。

 

アレクは7歳で魔力を発現したが、ハーフヴァンパイアが魔法学校に入ることは困難で、ジュード自身も魔法使いではなかった。

アレクは魔法を教わることができなかったため、独力で試行錯誤を繰り返して魔法を覚えていった。

(のちに、サム・エインズワースとノエル・エインズワースのきょうだいに魔法を教わることになる)

ヘーゼル・カレン

一つ目の魔法魔術学校での授業で、オーギュはあることに気づく。Shárú Ar Mort逃亡の日、どこから入手したのか、ヘーゼルが小瓶を取り出してゴブレットに入れて飲ませてくれた琥珀色の液体は〝幸運の液体〟だったのだ。

(魔導研究所 所長ナイジェル・ブレイスウェイトのメモ:ヘーゼルに注入された魔法生物のエキスとは何か。彼の持つ能力から推測するに、ゴーストやそれに類する非生命体から何かを抽出してそれを注入したのではないかと思われるが、そういったことが成功したという報告を未だ私は見たことがない。)

ミアの家族構成

オーギュとモブキャラなど_ブランストーン・フェアクロフ家.png

・親

 ・マーカス・フェアクロフ (Marcus Fairclough)

 ・ケイティ・ブランストーン (Katie Branstone)

・第1子: キース (Keith Fairclough) ミアの4歳上 

・第2子: ハンナ (Hanna Branstone) ミアの2歳上

・第3子: ミア (Mia Branstone)

・第4子: リサ (Lisa Branstone) ミアの3歳下

・第5子: レイ (Ray Fairclough) ミアの4歳下

イゾルトの家族構成

オーギュとモブキャラなど_ブロードモア家.png

・親

 ・クレイグ・アシュベリー (Craig Ashbery)

 ・マリー・ブロードモア (Mary Broadmoore)

・第1子: エイミー (Amy) イゾルトの3歳上

・第2子: イゾルト (Isolt)

 

※エイミーが生まれてすぐ、マリーとクレイグは離婚していて二人はマリーに育てられた

ヘレナのアルバム(動く写真)

サーシャの家を訪れたラグエルにオーギュのことを話すと、数週間後、風の精霊メネル (Menel) がやってきて、オーギュにこのアルバムを手渡した。これによって自身の本名と両親の名前を知ることになる。破れたり焼けたりなど損傷がひどく、見ることができた写真は多くはない。オーギュはこれによって自分の本名や誕生日を知ることとなった。(エアリエル・シルヴィアン・ヘイルウッド Eariel Sylvian Hailwood、2月18日)
以下は無事だった写真の一部。

・幼いオーギュとフリーダが写った写真
ペガサスのフリーダとはShárú Ar Mort以前、まだ仔馬だった頃に友達だったらしい。
この写真の下には エアリエルとフリーダ (Eariel and Frida) と書かれている。この頃はフリーダという名で呼んでいたようだ。

・幼いオーギュが粉雪を降らせている写真
この頃から天候操作の才能を発揮していたようだ。

・幼いオーギュの誕生日を祝っている写真
部屋は魔法で飾り付けされ、小さなケーキが写っている。写真の下には 2.18 Ea's Birthday と書かれている。

魔法学校での組分けについて

オーギュとサーシャはともに闇の寮に組分けされているが、二人の性質を考えると、組分けされそうなのは水、地、光あたりだと思われるが、おそらく魔法生物とのハーフブラッドであるせいで、組分けの魔法が想定通りに作用しなかったのではないかと考えられる。

 

 

サーシャの感情を読み取る能力について

サーシャの感情を読み取る能力は、物理的距離が関係している。つまり、近いところにいる人(あるいは動物)の感情ほどうまく読み取れる。
これは、この能力が感情を持つ生物が近くにいるかどうかを感知するのにも使えるということでもある。

サーシャは思考ではなく感情であれば、閉心術を無視して読み取ることができるが、読み取れるのは表に出てきた感情であって、本人も気づいていない隠された感情はうまく読み取れずぼやけた感じになってしまうようだ。


オーギュのように強い感情を抑圧してどうにか自己を保っているような場合、読み取ることが難しいことも多い。ただ心の奥に強い負の感情が潜んでいるというところまでは感じ取ることができる。

サーシャは自身の特殊能力として、周囲の人や動物の感情が入り込んできてしまうため、魔法学校に通い始めた当初は感情の流入に苦しんでいた。最初は流入を遮断する魔法道具を身につけることで対処していたが、オーギュの感情もわからなくなってしまうので、現在はオーギュが二人を包み込むように遮断の魔法をかけるようになっている。
二人が魔法学校でだいたいいつもいっしょにいるのはそういう理由もあるらしい。
二人が別の授業に出る場合は今でも魔法道具を身につけて遮断している。
(完全に遮断すると何も読み取れないことから逆に不安を強めてしまうので、遮断割合は80%程度)

サーシャの感情を読み取る能力は通常生物種に関わらず作用するが、どういうわけかイゾルトに対してだけは作用しない。(サーシャがこの能力が作用しない相手に出会ったのはイゾルトが初めてであった)

武器を使った戦闘について

Shárú Ar MortとMonokeros Orderではどちらも武器を使った戦闘の訓練をしていた。

オーギュは主に使う武器として剣を選んでいたので、剣を振るうことはできるが、剣を使った戦闘が得意なわけではない。
どちらの組織も、優れた魔法戦士は武器の扱いにも長けていなければならない、と考えていたようだ。

 

ヘーゼルも同様に武器の訓練を受けていたが、彼も武器の扱いは得意とは言えない。彼は選んでいたのはダガーであった。

セロは優秀な鞭の使い手であり、斧、剣、チャクラムなども扱える。身のこなしが軽く、とても素早い。

キーラは有能な闇祓いとして、優秀な魔法の使い手であると同時に、武器を使った戦闘のエキスパートでもある。特に大剣の扱いに長けているほか、槍、斧、弓、ハルバード、メイス、ハンマーなど多くの武器を容易く使いこなす。

闇の魔法と光の魔法、属性について
オーギュは危険な闇魔術の組織で育ったことから、闇の魔法を使うのは長らく避けていた。闇に対抗するものとして光の魔術を学ぶが、次第に組織の方針などに疑問を持つようになり、魔法学校でも周囲になじめなかったことから人間の生活圏を離れて放浪生活を始めることとなった。
6宝石6属性の魔法体系を扱う魔法学校で光の魔法と闇の魔法の両方を教えているということはオーギュにとってかなりの衝撃だったようである。

(2つの組織ではそれぞれの魔法を敵対視していた/以前通った魔法魔術学校では光や闇を属性として取り扱うことなく、闇の魔術は単に邪悪なものとして扱っていた)
それまで闇の魔法を完全に遠ざけてきたが、邪悪な目的でではなく闇の魔法を使うことができるということを知り、闇の魔法も一つの手段として捉えるようになった。

一つ目の魔法学校では、属性という概念はあまり扱わず、火風水地の四要素について触れる程度であった。
2つの組織では光と闇を敵対するものとして捉えていたが、属性の概念としては捉えていなかった。
二つ目の魔法学校においては、6宝石と6属性を結びつけた魔法体系を基本とした魔法を教えている。
一つ目の魔法学校では宝石を使った魔法道具を使うことはほとんどなかった。

二つ目の魔法学校では6宝石と6属性を対応させるという魔法体系を使っているが、これは、別の魔法体系を用いる人達からは批判、疑問の声も多い。(ここにいくつか挙げる)
・宝石と属性は一対一で対応しているわけではない
・光と闇は属性ではない
・光属性と氷属性は別である
・光属性と聖属性は別である
・水属性はサファイアよりもむしろダイアモンドに適していて、サファイアは風属性に適した宝石である
・自然属性と地属性を同一視するのはおかしい

代表的な属性説

・ミュゼ・ハウレットの3属性説(火、水、木)

・エメルディルの3属性説(火、冷、妖)

・フェンリス・ムーアの4属性説(火、水、風、土)

・スフェン・ヴィーグリーズの5属性説(火、水、風、土、空)

・ドロシー・フェイの5属性説(火、水、土、金、木)

・シエラ・アークウィンドの6属性説(火、水、風、土、光、闇)

・アンブロシウス・ミュレルの6属性説(火、水、地、雷、光、闇)

・J・S・アルダートンの15属性説(火、風、地、水、冷気、雷、自然、毒、光、闇、聖、秘術)

アルダートン教授、フーパー教授による属性研究についてはこちらを参照

杖・指輪・書の魔法と、宝石の属性について

杖や指輪に宝石をつけた場合、その宝石と相性のいい属性の魔法は使いやすくなるが、相性の悪い属性の魔法は使いづらくなる。そのため、普段遣いの杖・指輪は宝石のないものを使う場合が多い。闇魔術の使い手など、特定の属性に特化した魔法を使う者は、宝石の入った杖・指輪を普段からメインの杖・指輪として使っている場合もある。

書は特定の魔法を発動するのに特化した魔法道具である。そのため、一つの書で使える魔法は基本的に一種類だけだが、魔法の技量があまりない者や、その種類の魔法が不得意な者でも簡単に魔法を発動させることができる。また、杖や指輪では発動することの難しい強力な魔法を封じ込めた書なども存在する。

オーギュは Shárú Ar Mort では、指輪魔法を主に教え込まれた。
一つ目の魔法魔術学校では、主に杖による魔法を教えていた。
二つ目の魔法魔術学校では杖、指輪、書、それぞれに偏ることなく扱う方針であった。
それまでの経験もあり、オーギュは書の魔法よりも杖や指輪の魔法のほうが得意である。
サーシャにハープの弾き方を教わり、ハープを使った楽器魔法も扱えるようになった。

 

宝石と属性の相性については属性、元素、宝石についてを参照。

オーギュの悪夢

Shárú Ar Mort では多くの行動は監視下にあったため、逃亡のための魔法を練習することなどは不可能であった。武装解除の魔法なども教わっておらず、オーギュがそれらを習得する機会はなかったはずである。
オーギュがなぜそういった魔法が使えたのか。オーギュは Shárú Ar Mort にいたときほとんど毎日悪夢を見ていたことが、逃亡の際に使った魔法の習得と関わっていたようだ。

毎日の悪夢の中で魔法を試みることで、夢の中で使える魔法がだんだんと増えていった。それは夢の中だけでなく、現実世界で魔法を使う力とそのまま繋がっていたようだ。閉心術(心に入り込む魔法、開心術を防ぐための魔法)をはじめとして、数々の魔法を悪夢の中で覚えていったというわけだ。

逃亡後も悪夢は続いていて、Monokeros Order に保護されてからは、悪夢を軽減する魔法薬を飲むようになった。

オーギュの七変化能力について

​目の色は特別強い感情を覚えていなければ自分で制御できる。特に Shárú Ar Mort にいた頃は意図的に目の色を変えることで、どんなときにどういう目の色になるかを悟られないようにしていたようだ。

オーギュは不死鳥に変身できるほか狼にも変身できるのだが、オーギュがなぜ人狼に噛まれて変身できるようになったかというのもこの能力が関係している。

容姿が変幻自在である魔法生物の能力をある程度受け継いでいるため、不死鳥以外にも変身する力はもともと備わっていて、人狼に噛まれたことをきっかけに変身できるようになったと考えられる。(半精霊のため人狼になることはなかった)

自分の性質と離れたものほど変身するのが難しくなるようで、オーギュが狼に変身すると激しく消耗するのはそのためではないかと思われる。

半精霊の名付け方と呼び方(精霊と人間の名前に関する文化の違い)

人間はファーストネーム・ミドルネーム・ラストネームを繋げたものをフルネームとしていますが、精霊にはそのようなものはなく、ひとつの精霊名を正式な名前として使います。

 

オーギュのフルネーム(本名)はエアリエル・シルヴィアン・ヘイルウッド (Eariel Sylvian Hailwood)、サーシャのフルネームはサーシャ・アストリア・レストレンジ (Sasha Astoria Lestrange)です。

この中で精霊名にあたるのはエアリエルとアストリアであり、精霊にとってはこれ以外の部分は特に意味を持ちません。

一方、人間にとって名前の中の一番主要な部分は最初に来るファーストネームです。エアリエル、サーシャのように。

ただ、ファーストネームが何であれ、精霊が精霊名以外で半精霊を呼ぶことはほとんどありません。(半精霊は純粋な精霊でないためか、精霊はほとんどの場合精霊名を崩した名前で呼びます。エアリエルはエア (Ea)、アストリアはティア (Tia) というように)

 

そのため、人間名と精霊名のどちらが先に来るかというのは、人間側の親の意向によるものと考えられます。

サーシャの人間側の親であるリアにとっては、普段の呼び名がティアであるにしても、自分がつけた〝サーシャ〟の名前がミドルネームに来るのことは避けたかったということでしょう。

一方オーギュの人間側の親であるヘレナは、ファーストネームを精霊名にすることを選んだわけです。

 

サーシャは、リアにはティアまたはアストリア、ルシエルやラグエルにはティアと呼ばれていました。

オーギュは、ヘレナにはエアまたはエアリエル、グロリエルにはエアと呼ばれていたようです。

通貨について

エルミア島ではグリーネ金貨(greine, ₲)、ジーベル銀貨(siiber, $)、クイヴル銅貨(cuivre, ₵)の5つの硬貨が使われている。一時期使われていたものにフェニー白金貨(feny, ₣)、メレ白銅貨(mere、₥)、エフィード青銅貨(efydd、€)などがある。

1フェニーは19グリーネ、1グリーネは17ジーベル、1ジーベルは13クイヴルである。 (₣1 = ₲19; ₲1 = $17; $1 = ₵13)

[トルニーア/オルトレアの通貨とのレートは ₲1 = 1 G (100 S)程度。]

その他のキャラクター

オーギュと友人知人などB10.png

​・ラズリ・フロスト(Lazuli Frost / Tiriel Azur Ivanna Frost): Shárú Ar Mortの実験によって生み出された。目の色は茶色。天候操作の魔法、闇属性、水属性の魔法が得意。カラスに変身できる。メイスを扱うことができる。杖の木材はサンザシ、芯はシーサーペントの骨。

 (サンザシの杖は、自らに相反する性質を持つ者、混乱のさなかにある者を好む。回復魔法と呪いに適した杖。)


・リュア・ブラックフォード(Lua Blackford): 頭部に動物のような耳がある〝クルーア〟という種族。杖や指輪の扱いは苦手だが、触媒魔法、書魔法や魔法陣を使った魔法に長けている。天体魔法が得意。レイピアを扱うことができる。

・ハルディア・ラウヴェイ(Haldir Laufey): 頭部に動物のような角がある〝ディルロウグ〟という種族。魔法族の生まれであるが、生まれつき魔法が使えない。怪力で、重い棍棒を自在に振り回すことができる。

・ルティア・バートウィッスル (Rutia Birtwistle)
リュアの幼馴染。頭部に動物のような耳がある〝クルーア〟という種族。ヴィーグリーズ&フレイ魔法古書店 (Vígríðr and Fray Old Magic Book Store) の店員。メル (Mel) という名の狐を飼っている。

 

・サム・エインズワース(Sam Ainsworth): 杖作り。ゴブリンやマーピープルの言葉を話せる。砂と眠りの魔法が得意。ノエルとはきょうだい。二人は思考を共有しており、一人が考えたことはもう一人にもそのまま伝わってしまう。杖の木材はリンゴ、芯はセイレーンの尾。

 (リンゴの杖は、高い志と理想を持つ者、他の魔法生物の言語を操る者を好む。)


・ノエル・エインズワース(Noel Ainsworth): 召喚士。幻魔を召喚できる。火の魔法が得意。サムとはきょうだい。杖の木材はトウヒ、芯はサラマンダーの尾。

 (トウヒの杖は、ユーモアのセンスがあり、大胆に魔法を操る者を好む。どんな魔法を発するか杖自らの意志で判断しがちのため、使用者には毅然とした態度が求められる。)


・ヴィゴ・バグノールド=タウラー  (Viggo Bagnold-Towler)
ケンタウルスと人間のハーフブラッド。占星術師。地の精霊セルヴィエルの友人で、例外的に精霊の隠れ家〝祈りの庭〟への立ち入りを許されている。

・ウーリ・バルサザール (Uri Balthazar)
巨人と人間のハーフブラッド。アヴァロン中退。人間社会と巨人社会の間を取り持つ役割を果たしている。精神操作の魔法が得意。

 

・エレン・ウォーディントン(Elen Waddington): 魔導機械の技師。自作の戦闘用魔導機械をいつも従えている。支配(操り)の魔法が得意。槍を扱える。杖の木材はクマシデ、芯はピクシーの耳。

 (クマシデの杖は、一つのことに純粋な情熱を注ぐ、才能ある者を好む。持ち主の主義主張を吸収し、それに反する行為は拒否する。他の者が使うのは極めて難しい。)
 ・リヒト(IR2-P "Licht"): エレンによる1機目の戦闘用魔導機械。火炎砲とドリルアームを搭載している。
 ・アルマ(DRD4 "Alma"): エレンによる2機目の戦闘用魔導機械。レーザー砲、ドリルアームとバリア機構を搭載している。

 ・ソル(G19S "Sol"): エレンによる3機目の戦闘用魔導機械。火炎砲や放電砲などを搭載している。

・セルビー・シャフィク(Selby Shafiq): 孤児で、エインズワースきょうだいに引き取られて育った。闇と毒属性の魔法が得意。箒を巧みに操る。コウモリを使い魔にしている。 17歳。サム・エインズワースが作った箒〝スリープウォーク〟を愛用している。この箒は杖と似た性質を持っており、ときに持ち主ではなく箒の意思で動くことがある。

​・アダム・セーブルノア(Adam Sebrenoir): エルフと人間のハーフブラッド。

・クレア・コープランド=ウッドリー(Clea Copeland-Woodley): 剣士。魔法使い家系ではあるが魔法がほとんど使えない。指輪を使った物体移動と浮遊の魔法だけは巧みに操れる。(自身が浮くことはできない)感情が高ぶった時のみ火の魔法を使える。エレンとは友人関係。

・イルミナ(Illumina): デミエレメント。ハーフエレメントと同じく半精霊——人間とエレメンタルエルフのハーフブラッド——だが、ハーフエレメントとは少し性質が異なる。光の魔法が得意。

オーギュの友達の魔法生物

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 ・アロー(Arrow, フクロウ): セデルグレニア魔法魔術学校で必要なものを買いに通りを歩いているときに、ペットの店で他のフクロウたちになじめずにいるのを見つけた。自由に飛ぶよりもカゴの中にいるのを好む

 ・フレキ(Flaek, 狼): 群れの中で孤立していた

 ・トロイメライ/フリーダ(Träumerei/Frida, ペガサス): オーギュが森で襲われたときに助けてくれた

 ・フルール(Fleur, ユニコーン): 森で怪我をしているところに遭遇

 ・メリル(Merryll, イピリア): ある森に滞在しているときに仲良くなった

 ・セフィラ(Sephirah, サンダーバード): Shárú Ar Mortで閉じ込められていたのを脱出時に解放した。その後森で再会。

 ・キュア(Cure, フェアリードラゴン): Shárú Ar Mortで閉じ込められていたのを脱出時に解放した。その後森で再会。
 (フクロウ以外は放浪生活中に出会った または 再会した)

 

 

  

 

 

 

 

サーシャの友達の魔法生物

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 ・チュロ (Turro): サーシャが両親と暮らしていた頃に家に居着いていた猫。両親には全く懐かなかったが、サーシャにだけはよく懐いていた。碧色の目だが、時々違う色をして見えることもあった。​

 ・エメ (Aimée): 以前飼っていた茶色いフクロウ。

 ・リト (Litr): サーシャの家の鉢に棲み着いているマンドラゴラ。

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